「ドラえもん のび太の恐竜」
ここから伝説は始まった、冒険のすべてはここから始まった。
1980年公開、映画ドラえもんの記念すべき1作目として有名ですね!
ちなみに私は生まれていません←
2006年にはリメイク版「ドラえもん のび太の恐竜2006」が公開されています。
パンフレット
©藤子プロ・小学館・テレビ朝日 1980
当時のパンフレット(ミニ)は、
①あらすじの絵本
②おしゃべりカード(「こんにちは」「べんきょうちゅう」「でんわして」など23種類のメッセージとドラえもんのイラストが描いてあります)
③立体工作(白亜紀の広大な平野に恐竜が現れる仕掛けを作れます)
④マスコット人形(ドラえもんの顔が4種類あって変えることができます)
⑤まちがいさがし
⑥迷路
子供が嬉しい付録が盛りだくさんのパンフレットです!
もったいなくて実際にハサミを入れることはできないのですが、マスコット人形はぜひ作りたい!!!
ちなみに、当時の声優さんのコメントと写真もあります!
1980年なので、今から38年前ですね(2018年現在)
なかなか読み応えがあるのと、もう二度と聞けない声だと思うと胸が切なくなりますね、、、
あらすじ
パパのアメリカ土産の「恐竜の爪の化石」を自慢するスネ夫に、のび太は「僕なら恐竜一匹丸ごと見つけてやるぞ!!」と、宣言してしまう。
偶然にも恐竜の卵らしき化石を発掘したのび太は、タイムふろしきを使って、化石になる前の卵に戻し、必死に温めて孵化させる。のび太は、孵化したフタバスズキリュウの赤ちゃんに「ピー助」と名づけ、育てることに。
しかし、成長するにつれて大きくなるピー助を家で匿うことができず、外に出した結果、世間にピー助の存在がばれてしまう。ピー助の本当の幸せは、元の恐竜の世界で暮らすこと。のび太は、ドラえもんとともに、白亜紀の世界へ帰してあげることを決意した。
感想 (ネタバレ有)
1980年公開ということですが、やはりクオリティが高いですね!
今でも十分に楽しむことができます、が、やはり若干違和感ありますw
違和感その① しずかちゃんが「ドラえもん」と呼んでいる。
しずかちゃんと言えば、ドラえもんのことを「ドラちゃん」と親しみを込めて呼んでいるという認識だったんですけども、この映画では「ドラえもん」と呼んでいます。いつから呼び方変わったんだっけなぁ・・・また検証しますね。
違和感その② タイムパトロールは何世紀?
タイムパトロールは「時間犯罪」を取り締まるおなじみの警察なんですけど、恐竜ハンターを追っているタイムパトロールは「23世紀」から来てるんですよね。ドラえもんより未来から来てる、、、恐竜ハンターもその時代の人間、、、にしては、もうちょっとすごい武器とか装備とか道具とかあるだろってツッコミたくなります。
当時だったら、最新だったんですけど、今見ると違和感ががが
違和感その③ 恐竜ハンター弱すぎ?別の未来?
上記の通り、タイムパトロールが23世紀から来たとしたら、恐竜ハンターはドラえもんよりももっと未来から来てることになりますよね?それにしては、技術があまり進んでいないような気がします。
ドルマンスタン(ドルマンスタイン)声 – 島宇志夫
24世紀(2314年)のメガロポリスに住む大富豪。通称ドルマン(書籍「(コロコロコミックデラックス)映画アニメドラえもん」より)。違法行為である恐竜のコレクションを趣味としており、目的のためには手段を選ばない冷酷な極悪人。未来世界の密猟者である恐竜ハンターの雇い主で、人間に飼い馴らされた珍しい首長竜であるピー助を手に入れようと企むが、最後にはタイムパトロール隊に秘密基地の場所を見付けられ、手下たちと共に逮捕された。
恐竜ハンターは、ドラえもんよりタイムパトロールより未来から来てるんですけどね。ドラえもんの世界で時間犯罪とかタイムパラドックスの話は長くなるので、これ以上はやめておきますw
そんな違和感もあるのですが、この映画には重要なポイントがあるのです。
それは、「ドラえもんによるタイムマシンの説明」
みなさんご存知、過去も未来も自由に行き来できる夢の道具「タイムマシン」
ドラえもんの説明によると、タイムマシンには2つの機能があり、「空間移動機能」と「時間移動機能」があります。黒の男の襲撃で「空間移動装置」が故障してしまいます。そのため、とんでもないところ(北米)にピー助を連れてってしまうんですね。その後、ピー助を本当の居場所(日本)に戻すためにタイムマシンに乗り込むのですが、定員2名なのに5名乗り込んでしまって、タイムマシンは完全に故障してしまいます。「時間移動装置」は無事だったので、将来的に日本の、のび太君の家の、のび太君の部屋の、のびた君の机のある場所にタイムマシンを置けば帰れると。
改めて、ドラえもんからタイムマシンの説明が聞けるのはありがたいですね。
「説明はいいから、早くっ!」ってなる道具が多いですからw
この映画は、「恐竜」「化石」「卵の孵化」「ハンター」「冒険」と子供ならわくわくが止まらないシーンや展開が多く、小学生だった自分も庭を掘ったりしましたwww
記念すべき一作目にふさわしい内容であり、ここから冒険が始まったようなものです。
おまけ
私のお気に入りのシーンはこちら
©藤子プロ・小学館・テレビ朝日 1980
一人で恐竜の化石を探すというのび太を暖かい目で見守るドラえもんに対して、
「そんなしまらない顔で邪魔するな!」と言われて不貞腐れるドラえもんwww
どんな顔だよwww
→ 次作はこちら!