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【着床の窓】ERA検査を受ける前に調べてみました!不妊雑記①

2018年現在、不妊治療というものは一般的にも認知され始め、結婚した人はもちろん、結婚前の若い女性の間でも「不妊」について考えている人が多くなっていますね。

最近は、芸能人の高齢出産の話もワイドショーなどでよく見かけます。

そんな私も、結婚4年目絶賛不妊治療中です。結婚した2014年から治療を開始して早くも4年が経過しています。月日が流れるのは早いなぁ~

今回、先生の勧めもあって、最先端の不妊治療の検査の一つ「ERA検査」を受けてみることにしました。検査を受けるにあたって、いろいろと調べてみました。

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ERA検査とは?

「ERA検査」とは、スペインに本社のあるIGENOMIX社による遺伝子・染色体検査のことです。読み方は「エラ」と読むそうです。担当の先生いわく、日本の学会では「イーアールエー」とずっと読んでいたらしく、最近初めて「エラー」と読むことを知ったそうですw

それくらい新しい技術で、また日本では浸透していない検査だそうです。

詳しくは、こちらの公式動画を見るとわかりやすいです!

公式:IGENOMIX 子宮内膜着床能検査(ERA)

「着床の窓」

子宮内膜が受精卵を受け入れる時期のことを「着床の窓」と呼ぶそうです。この窓が開いているときでないと着床が上手く起こらないということです。

「着床の窓」が開くタイミングを調べて、その人に合った一番ベストな時期に胚移植を行うことで妊娠率を上げるのが目的ですね。

この「ERA検査」は、遺伝子・染色体の検査をするので基本的に検査の結果が変わることはありません。そのため、一度検査を受け、判明した自分の「着床の窓」が開くタイミングは3~4年間はほとんど変わることはないそうです。

もちろん、100%ではないですし、個人差もあります。ただ、少しでも「妊娠」の可能性を上げるために、この検査をすることを勧められました。

ERA検査のメリット

・遺伝子の検査なので、ほぼ正確に測定できる

・3~4年間は有効

・世界で平均して25%妊娠率が向上しているというデータがある

あくまでも「妊娠率」の向上なので、そこまで高い期待はできませんが、それでも少ない受精卵を無駄にしたくない思いはあります。「着床の窓」がずれていたために着床しなかったという結果は避けることができそうですね!

ERA検査のデメリット

・検査費用が高額

・検査のため、1~2周期かかる

・子宮内の組織を採取するので、痛いかもしれない

・日本では、まだ実施している病院が少なく、検査自体に否定的な意見もある

検査費用については、病院によって違いはあるかと思います。私の通う病院では、保険適応外で、総額10~13万前後(薬代等は別)だそうです。

周期については、実際に受精卵を戻す(胚移植)をするタイミングで検査を行うため、1~2周期必要になります。

私は、一度検査をすれば、3~4年有効なのでそのために1周期くらいなら!と、心に余裕を持たせることにしました。

実際の検査の状況については、また受けてから報告できればと思います。

日本での「ERA検査」

これが一番のネックといいますか、悩んだポイントです。

日本では比較的新しい「ERA検査」を実施している施設はまだ少なく、私の病院ではまだ一人しか受けていないと言われました!衝撃www

日本での実績データがまだないため、この検査を受けて、着床の窓のタイミングがわかったところで、本当に妊娠率が向上するのか、日本では未知数ということだそうです。

まとめ

「ERA検査」について、メリットデメリットと調べてみました。

今回、私は先生の勧めもあって、この検査を受けることにしたのですが、まぁもしかしたら先生の「実験台」みたいなものかもしれませんね。

私の場合は、月経周期も不規則、薬で調整しても卵が育たない、排卵しないとなかなかデータ通りにうまくいかない不妊治療の実績があるので、胚移植のタイミングも正直データ通りではダメなような気がしたんです。

果たして、この検査で何か変わるのでしょうか…

また今後、結果まで報告できればと思います。

最後までお付き合いありがとうございました!

続きはこちら

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